公園でゆっくり過ごしたい、海水浴場やプールで着替えられるスペースが欲しい、キャンプがしてみたいという時に何かと役立つのがワンタッチテント。
テントというと立てるのが難しそうなイメージですが、ワンタッチテントは全く違います。
シュッ!ポンッ!完成!というくらい開くのが簡単です。
アウトドアメーカーなどから数多くのワンタッチテントが発売されており、どれがあなたにぴったりなのか迷ってしまいますよね。
UVカット機能や防水性、サイズ感などもチェックしたいところです。
今回はワンタッチテントの魅力、選び方とともにおすすめの商品を紹介していきます!
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ワンタッチテントとは
出典:DOD公式サイト
ワンタッチテントはフライシートとインナーテント、ポールが一体化しており傘の様に簡単に開けるテントの事です。
通常のテントのようなポールを組んだり、フライシートをかぶせるなどの作業が不要!
小さなお子さんがいて目が離せない方でもパッと設営できます。
ワンタッチテントのメリット
ワンタッチテントのメリットは以下の4点です。
- 設営・撤収が早い
- 1人で設営できる
- 価格帯がお手頃なものからある
- アウトドアが身近になる
子どもが走り出してしまいそうな公園やキャンプ場。
1人ですぐに設営したいならワンタッチテントもしくはポップアップテントがおすすめです。
また、ワンタッチテントをもってお出かけすると、外遊びが楽しくなるので後々キャンプや登山などのアウトドアを始めるきっかけになります。
公園や広場、海水浴場やプールなど家族に1つあると便利な道具だと思います。
ポップアップテントとの違い
出典:Amazon
ポップアップテントは袋から取り出したら1秒で設営できて楽ですが、デメリットもあります。
- しまいやすさ
- 収納時の形状
ポップアップテントは袋から出したらその瞬間完成しますが、袋にしまうのが結構大変です。
IKEAのポップアップテントを持っていますが、開くたびにしまい方を忘れて悪戦苦闘します。
その点、ワンタッチテントは開くのも閉じるのも楽なのです。
また、収納時は円形になり薄いのですが、自転車やバイクだと風の抵抗をもろに受けたり運びにくいといったデメリットがあります。
ワンタッチテントのデメリット
逆にワンタッチテントのデメリットにもデメリットはあります。
- 無理に引っ張ったりすると壊れやすい
- 天井が低い
『ワンタッチテントってこの紐引っ張るだけでしょ?えいっ!あれ?えいっ!ふおおおおおお!』
ポキ・・・。
こんな嘘みたいな悲劇をたまたま見かけたことがあります。
ワンタッチテントであっても一応説明書を読んでから設営しましょう。
正しく設営すれば、そんなに強い力は要らないです。
また、大型のツールームテントなどと比べると天井が低く、大人の男性が中で座るとちょっと圧迫感を感じるかもしれません。
ワンタッチテントの選び方
ワンタッチテントは使用目的や使用人数に合わせて選ぶとあなたにぴったりの物を選ぶことができます。
一人用?大人数用?
まず確認してほしいのは何人で使用する予定か、という点です。1人でソロキャンプをするために使うのか、2、3人もしくはもっと大人数で使用するのかは最初に決めておきましょう。
ワンタッチテントは構造上あまり大型化できないので、最大でも5人がギリギリ寝られるサイズまでとなります。それ以上のサイズのテントをお探しの場合は、ツールームテントや大型のドームテントをご検討下さい。
価格が格安
ワンタッチテントは一般的なテントと比べると価格帯が安く抑えられています。理由としては、アウトドアの入門編として、手を伸ばしやすい価格に設定されているからです。だからといって作りが粗雑な訳でもありませんし、正しく使えば長く快適に使えます。
私は大型のツールームテントなどテントをいくつか所有していますが、主にタープで過ごして寝るときだけテントを使いたい時は、今でもワンタッチテントを持っていくことがあります。私が使っているワンタッチテントも後ほどご紹介しますね。
海やプールでの着替えスペースに
ワンタッチテントは海やプールでも大活躍します。更衣室が混んでいる時でも、フルクローズできるワンタッチテントであれば、中でささっと着替えが出来るからです。
真夏にフルクローズするとテント内はムンムンするので、着替えを済ませたら窓は開放しておきましょう。
また、夏の厳しい紫外線をなるべく避けられるよう『UPF50』以上の物を選ぶのも重要です。
持ち運び・収納のしやすさ
出典:Amazon
自転車やバイクで移動する場合は、なるべくコンパクトに収納できるタイプを選びましょう。
快適に過ごしたいからと大きめのテントを購入すると、移動時に想像以上にかさばるので気を付けましょう。
それでは実際に、様々なシーンに合ったおすすめのワンタッチテントをご紹介していきます。
おすすめワンタッチテント:楽天で断トツ人気!
モダンデコ『ワンタッチテント4P・5P』
楽天などの通販サイトで人気のモダンデコのワンタッチテント。私も愛用しています。
子どもと公園に行くときやデイキャンプ、泊りのキャンプ、おうちキャンプでも使えます。
ただ、完全なダブルウォールではないので、大雨だと染みてくる可能性があります。
とはいえ、2年ほど使っていますが今のところ染みてきてテント内がびちょびちょになったという事は一度もありません。
UPF50+で紫外線が強い夏のレジャーにもおすすめ。
テント内の通気性はあまり良くないので、暑い時は前後の出入口をメッシュに切り替えて換気した方が良いです。
口コミ
キャンプデビューで購入しました。説明書はわかりにくいですが、図が載ってますし図を分析すれば普通にわかります。とても簡単に組み立てできました。家族(大人2幼児2)で十分な広さです。チャックが必ずといっていいほど同じ部分で止まりスムーズな開閉とは言い難いがちゃんと開閉できるので許容範囲です。収納もケースに入るか不安でしたが畳んだ時の中の空気をしっかり抜けば普通に収納できます。テントの床部分が湿気で一部湿ってたので防水性はそこまでかと思います。デザインはオシャレで気に入ってるのでボロボロになるまで使いたいと思っております。
出典:楽天
おすすめワンタッチテント:4人家族でキャンプ
クイックキャンプ『4-5人用 Wウォールテント (QC-HL270)』
ダブルウォールといってインナーテントの上にもう1枚フライシートが重なっているタイプのテントです。雨が降った時や寒さに強いワンタッチテントです。
シングルウォールだと大雨が降った時に雨が染みてくる可能性がありますが、ダブルウォールはその心配がありません。
4~5人用、とありますが5人の大人が寝るのはきついと思います。
口コミ
これは便利です。1人で設置&収納が簡単にできますそして価格も魅力的ですね。
大人一人が子ども二人連れて手軽にキャンプする想定で購入。設置は簡単&ほぼ数分。撤収は慣れれば簡単早い。収納サイズからの室内広さもあり、全室も荷物や靴置きに重宝しそうです。風にはそんな強くなさそうですが、好天時のテントならおあつらえなのではと!
天井にはランタン用フックでなくリングだったような?出典:楽天
おすすめワンタッチテント:一年中使える
クイックキャンプ『ワンタッチキャビンテント』
ワンタッチテントにつよいクイックキャンプからもう1つご紹介!
別売りでキャノピーポールも使えば、出入口に屋根ができて本格的なキャンプでも使いやすい仕様です。
天井高が1.9mと高めの設計なので、かがむことなく快適に過ごせます。
クイックキャンプはメーカー名にもあるように、『QUICK=素早く』アウトドアに切り替えられるテントを展開しています。
今回のテーマに一番フィットするメーカーですね。
口コミ
初期不良の口コミもいくつか見られましたが、ショップに連絡し、迅速に部品交換してもらえるようです。クイックキャンプはネットでの販売がメインですが、購入後のサポート体制がしっかりしているのも人気の秘訣。
大人3人以上でも十分な広さでした。何より、高さがあるので圧迫感が全くありません。心配は、縫製や素材の耐久性ぐらいでしょうか。重いのと畳んだときの大きさも気にはなります。
出典:楽天
コールマンのツールーム設営に疲れてきたので、ワンタッチをセカンドとして購入しました。楽!かなり楽!(笑)撤収も本当に楽でコールマンの出番なくなりそうです。4-5人対応でしたが、5人寝るとすこーし狭そうですが色味もキレイだし大満足です。
出典:楽天
おすすめワンタッチテント:四方メッシュで快適
DOD『わがやのテント』
人気のアウトドアメーカー『DOD』が発売した、最大5人で使用可能なわがやのテント。
ワンタッチテントとしては非常に珍しい、インナーテントがポリコットンのテントです。
インナーテントが四方向メッシュに切り替えられるので、日差しが強くない日はフライシートを被せずに使うのも気持ちよさそうですね!
ポリコットンは綿とポリエステルが混ざっているので、ポリエステル特有のシャカシャカ音が抑えられて快適に過ごす事ができます。
ただし、雨には弱いので雨予報の日は使わない、もし濡れたらしっかり干して完全に乾かすようにしてください。
詳しいサイズ感や口コミはこちらの記事をご覧ください。
おすすめワンタッチテント:キャリーケースでキャンプ道具一式運べる!
コールマン『インスタントアップドームS』
キャンプ道具の大手コールマンから遂に登場したソロ用のワンタッチテントです!
このテント単品で購入するのももちろんありなんですが、寝袋やチェア、焚き火台などなどソロキャンプができる道具一式がセットになった『ソロキャンプスタートパッケージ』がすごいです。
テントを含めても1つの専用キャリーケースに入るんです!
なので、電車やバスなどの公共交通機関でキャンプに行く方にぴったりです。
今からソロキャンプを始めるならこれ!というセットなので良かったらチェックしてみてください!
おすすめワンタッチテント:コンパクト収納なのに広々
DOD『ライダーズタンデムテント』
DODから、先ほどの『わがやのテント』とは全く違うタイプのワンタッチテントをご紹介。
収納サイズが横幅65cmとバイクツーリングできるコンパクトサイズ。
なのに、しっかり前室がありソロ・デュオでゆったり過ごせちゃうんです。
ちなみにこちらは完全なワンタッチテントではありません。
メインポールはワンタッチ、前室部分は1本ポールを組みます。
何本もあると間違えやすいですが、1本だけなので初心者の方でも迷う事なく設営できます。
おすすめワンタッチテント:さらにコンパクトに!
ロゴス『Tradcanvas Q-TOP リバイバルSOLO DOME-BA』
クイックキャンプ『ビートル1』
製造元が同じなのかな?というくらい似ている2つのテント。
収納時の横幅52cm、重さ3.3㎏と超コンパクトなソロワンポールテントです。
一見似ていますが、主な違いは3点。
- フライシートの素材
- ポールの素材
- スカートの有無
ロゴス『Tradcanvas Q-TOP リバイバルSOLO DOME-BA』 | クイックキャンプ 『ビートル1』 | |
フライシートの素材 | 難燃性バルキーポリタフタ | ポリエステル |
ポールの素材 | ソリッドグラスファイバー | アルミニウム合金 |
スカートの有無 | 長めのスカートあり | なし |
価格(税込) | 23,870円 | 13,280円 |
スカートがついていると風や雨が吹き込みにくくなるので、秋冬でも過ごしやすくなります。
ポール素材については、グラスファイバーよりアルミニウム合金の方が、耐久性が高いです。
グラスファイバーのポールは力を入れすぎると折れるリスクがあるので、設営・撤収時には気を付けましょう。
おすすめワンタッチテントまとめ
いかがでしたでしょうか?
ワンタッチテントは通常のテントより簡単に立てられるよう仕組みが複雑化しており、初期不良も起きやすいです。
購入したらまずは一度設営してみて、初期不良や部品の不足がないか確認しましょう。
購入後のサポートがしっかり受けられるメーカーの物を選ぶというのも大切です。
本記事でご紹介したメーカーは、どれもしっかりサポートが受けられると評判です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ワンタッチテントと同様に設営がしやすいワンポールテントもお洒落で人気です。
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